フラット35の取扱金融機関はどう選ぶ?選び方や申し込み時の違いも解説

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代表 原山  昌之

筆者 代表 原山  昌之

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住宅ローンを検討していると、「フラット35はどこで申し込んでも条件は同じなのか?」という疑問を抱く方は多いのではないでしょうか。本記事では、金融機関ごとに異なる仕組みや金利、各種手数料やサービスの違いについて分かりやすく解説します。それぞれの金融機関で何が異なるのかを知ることで、より自分に合った選び方が見えてきます。この記事を読み進めることで、納得のいく住宅ローン選びができるようになります。

フラット35には買取型と保証型があり、申し込む窓口で条件が異なる

フラット35は、全期間固定金利の住宅ローンであり、「買取型」と「保証型」という二つの仕組みに分かれます。まず、買取型は金融機関が融資を行った後、住宅金融支援機構がそのローン債権を買い取る方式です。このため、金利や団体信用生命保険(団信)の基本内容は金融機関にかかわらず共通です。

一方、保証型は、金融機関が融資したローンに対して住宅金融支援機構が保証を付ける方式で、金融機関ごとに金利や団信の内容が異なります。一般的には買取型よりも金利が低めに設定され、団信に関しても選べるプランが豊富です。

そのため、「どこで申し込んでも同じか」を判断するには、まずこの二つの分類を把握することが重要です。買取型は窓口による差が少ないのに対し、保証型を選ぶ場合は金融機関によって条件が変わるため、窓口選びが重要になります。

項目 買取型の特徴 保証型の特徴
金利 金融機関によらず共通 金融機関ごとに異なり、一般的に低め
団信 標準的なプランが共通 選択肢が豊富(金融機関ごと)
取り扱い金融機関数 全国多数(300以上) 限られた数(8~12機関)

金利以外の費用・サービスで差が出る理由

「同じフラット35なのに、どこで申し込んでも同じ?」という疑問をお持ちの方は、まず金利以外の費用やサービス面にこそ違いがある点に注目することが肝心です。

まず、融資事務手数料(融資手数料)は金融機関ごとに「定率型」か「定額型」か異なり、注意が必要です。「定率型」は借入額に応じて手数料が増える一方で、金利が安めになる傾向があります。一方、「定額型」は借入金額にかかわらず一定の手数料で、初期費用を抑えやすいですが、金利はやや高めとなることが多いです 。

次に、「つなぎ融資」や「パッケージローン」の取扱い有無が、金融機関選びに大きく影響します。たとえば、注文住宅などの購入では、土地代や着手金、中間金などフラット35実行前に必要な資金を補う「つなぎ融資」があると安心です 。また、自己資金が足りない場合に、物件価格の一部を金融機関独自のローンで補いつつ、フラット35を併用する「パッケージローン」が利用できる金融機関もあります 。

さらに、ATM手数料や振込手数料、提携サービスなど、返済の利便性にも差が出ます。たとえば、ある金融機関ではATM利用が月数回無料、他行への振込手数料も無料になる特典があり、日常の使い勝手に差が生まれます 。

以下の表に、これらの違いをまとめてみました。

項目 差が出る理由 注意点
融資事務手数料 定率型と定額型で費用や金利に違い 総支払額で比較する必要あり
つなぎ融資/パッケージローン 自己資金不足でも対応可 利用できる金融機関が限られる
利便性サービス(手数料特典等) 日常の返済や利用で得する場合がある 対象条件を事前に確認する必要あり

以上のように、申込先の金融機関によって融資手数料の方式や特典・サービスの内容が異なるため、単に金利だけでなく全体の条件を比較することが重要です。

自分の条件に即した取扱金融機関の選び方

フラット35を申込むにあたり、まずご自身の自己資金(頭金)の割合が重要な判断材料になります。たとえば、融資率が9割以下であれば、金利は比較的低く抑えられます。具体的には、返済プランが「借入条件21年以上35年以下、融資率9割以下、団信付き」の場合、金利は年1.940%~年3.690%の範囲で、よくある金利は年1.940%となります。一方、融資率が9割超になると金利は年2.050%~年3.800%で、よくある金利は年2.050%です。このように、自己資金が多いほど金利は優遇される傾向があります。

自己資金(頭金)割合融資率金利傾向
9割以下≤90%年1.940%前後(低め)
9割超>90%年2.050%前後(高め)

さらに、全疾病保障などの特典が必要かどうかも金融機関選びの大きなポイントです。たとえばある金融機関では、全ての病気やケガで働けない状態が12ヶ月続いた場合、返済残高が0円になる全疾病保障が金利上乗せなしで無料付帯できるプランがあります。このように特典内容に応じて、選ぶ金融機関を変えることも重要です。

最後に、ご希望の条件(頭金の割合や保障の有無など)を整理していただくことで、ご自身にとって最適な金融機関を見つけやすくなります。まずは希望条件を明確にしていただくことが、自社ホームページへのお問い合わせへと繋げる最初の一歩となります。

申し込む窓口が同じかどうかではなく、条件全体で比較する重要性

同じ窓口を通して申し込んだ場合でも、総コストやサービス内容が変わる可能性があります。たとえば、「買取型」のフラット35では、住宅金融支援機構が金利を定めるため、どの金融機関で申し込んでも金利はほぼ同じですが、その一方で、事務手数料には金融機関ごとに定額型・定率型の設定があり、借入額の数%か一定額など差があります。数百万円単位で手数料が変わるケースもあるため、窓口が同じであっても条件を総合的に比較することが肝心です。

また、「保証型」の場合は、金融機関が独自に金利や団体信用生命保険の内容を設定できます。たとえば、自己資金の割合が高いほど金利が優遇されることや、全疾病保障などの特典が付く場合があります。このように同じ「フラット35」であっても、条件によってコストや保障内容に違いが生じるため、「どこで申し込んでも同じかどうか」ではなく、「どのような条件か」で比較するのが正しい選び方です。

ご自身のご希望や状況に応じて最適な組み合わせを見つけるには、具体的な条件(例:頭金の割合、必要な保障内容など)を整理し、シミュレーションすることが効果的です。ぜひ遠慮なくご相談ください。お客様のご希望に合わせたシミュレーションをご案内いたします。

比較ポイント 重要なチェック内容
手数料の種類 定額型か定率型かで初期費用や総支払額が変わる点を確認します。
金利設定 買取型では横並びですが、保証型は金融機関によって金利が異なる点を比較します。
保障内容 団体信用生命保険や全疾病保障など、付帯する保障が何かを確認します。

まとめ

フラット三十五をどこで申し込んでも同じかという疑問は、多くの方が持つものです。しかし、実際には「買取型」と「保証型」という分類や、各金融機関ごとの手数料やサービス内容に違いがあります。また、自己資金の割合や求める保障内容が選択に影響するため、すべてが一律ではありません。ご自身の状況や希望に合った条件を整理し、細かな部分まで比較検討することが大切です。最適な選択のためには、気軽にご相談いただくことをおすすめします。

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